CitrusAdの仕組み
CitrusAd APIはRESTを中心に構成されています。APIには、予測可能でリソース指向のURLがあり、HTTPレスポンスコードを使用してAPIエラーを表示します。また、HTTP認証やHTTP動詞など、一般的なHTTPクライアントが理解できる組み込みHTTP機能を使用しています。
CitrusAd APIへの認証は、APIキーを使用して管理されます。APIキーは、お客様のバックエンドとCitrusAd APIとの通信で使用されます。
CitrusAd APIは、広告の生成に使用される、商品、カタログ、顧客、注文に関するデータのアップロードに対応しています。また、CitrusAd APIを使用することで、広告をリクエストしたり、それらの広告とのやり取りをレポートしたりすることができます。
CitrusAdエンドポイント
CitrusAdは各種のエンドポイントを使用してデータを同期し、広告を生成します。以下がその概要です。
エンドポイント | 使用方法 | 説明 |
---|---|---|
catalogs | APIを介したカタログの同期 | API経由でカタログを作成するときに使用します。単一カタログの名前空間の場合、これはテクニカルアカウントマネージャーが構成します。 |
catalog-products | APIを介した商品の同期 | カタログ内の商品データを作成および更新するときに使用します。 |
customers | APIを介した顧客データの同期 | カタログ内の顧客データを作成および更新するときに使用します。 |
orders | APIを介した注文データの同期 | CitrusAdに注文データを送信するときに使用します。 |
/resource/ | インプレッションとクリックをレポートする APIを介した注文データの同期 | クリックとインプレッションのレポート、およびフロントエンドを介したレポートの場合は注文のレポートに使用します。 |
/ads/generate | 広告を生成する | 商品広告やバナー広告を生成するときに使用します。 |
/ads/bannerx | 広告を生成する | バナーX広告を生成するときに使用します。 |
カタログ、商品、顧客、注文の同期にエンドポイントを使用する必要はありません。CitrusAdでは、ファイルを介したデータの同期をサポートしています。こちらの方がお客様の要件に適しているものと考えられます。
コンテンツタイプとペイロード
データペイロードはJSON形式です。先ほどの Content-Type
(これらのエンドポイントに対するもの)は application/json
です。これは、以下のようにリクエストのヘッダーとして渡す必要があります。
-H "Content-Type: application/json" \
リクエストの認証
基本的な認証
すべての統合リソースは、以下のようにAPIキーと合わせてヘッダーとして渡す必要のある基本的な認証を使用しています。
-H "Authorization: Basic 4ww25f70-b52s-40de-8f29-07b139b5cdc8" \
APIキーは、小売業者チームの「Integration Settings(統合設定)」セクションで確認できます。必要なのはシークレットAPIキーのみです。
OAuth2.0認証
CitrusAdの広告生成エンドポイントは、さらにOAuth2.0と互換性があります。詳しくはOAuth 2.0認証をご覧ください。
ベースURL
CitrusAdでは、ステージング環境と本番環境で異なるベースURLを使用しています。
ステージング用のベースURLを受け取るには、CitrusAdにご連絡ください。統合が始まり次第、本番用のベースURLをお知らせします。