広告主が特定の視聴者をターゲットに定められるよう、CitrusAdでは、顧客データへのアクセスを必要とします。ここでは、顧客データをCitrusAdに送信する方法を説明します。APIまたはファイルを介して顧客データをCitrusAdと同期できます。
ターゲティングのベストプラクティス
CitrusAdの顧客ターゲティングは、小売業者のファーストパーティデータからのキーと値の組み合わせに基づいています。オーディエンスの行動(過去Y日間にXYZ製品を購入したなど)ではなく、特定の顧客グループに対する定性データの取り込みにこの機能を使用することをお勧めします。
たとえば、顧客の年齢などです。
仕組み
小売業者の皆様からCitrusAdに customerId
(ハッシュ値)、およびファイルやAPIのターゲティング基準を送信していただきます。
CitrusAdは、広告主がターゲットを定められるよう、提供されたフィード内のデータに直接関連した類似する質問をUIで作成します。以下はその一例です。
オーディエンスのターゲティングにより、広告主はターゲット市場の最も効果的な場所にキャンペーンを集中させ、適切なタイミングで適切な顧客にターゲットを定めることができます。
前述のとおり、これはCitrusAdに送信されたデータに連動します。上記の例に沿ったフィード例を以下に示しています。
customer_id | customer_targeting:type | customer_targeting:age-range |
---|---|---|
ABC123 | 小売業者 | 21~30 |
ACE246 | 企業 | 31~40 |
ZYX987 | 小売業者 | 41~50 |
123XBA | 企業 | 41~50 |
年齢層
上の例で示したとおり、年齢範囲をターゲティングの質問として同期したい場合は、年齢範囲を厳密な範囲内の一貫した値としてCitrusAdに提供する必要があります。
注意すべき制限事項
複数の質問を有効にする場合、各選択はOR選択として機能します。
例: [小売] と [21-30] および [31-40] を選択すると、次の顧客の組み合わせが作成されます: [小売] OR [21-30] OR [31-40]。
上記のフィードの例では、顧客のみが
123XBA
ターゲット対象にはなりません。
- 顧客IDのすべてのターゲティング値を指定しないと、ターゲティングされたキャンペーンの品質が低下する可能性があります(詳細は例で詳しく解説)。
- 各顧客は、1つの
customer_targeting
基準につき1つの属性でしかタグ付けできません- 上記の例では、1つのcustomerId に「Retail」と「Corporate」のタグを付けることはできません。
- つまり、各顧客に1つの値しか割り当てられないため、「最近のカテゴリ」などのターゲティンググループを作成することはできません。
- ユーザーごとに単一回答を重視しているため、定性データを使用することをお勧めします(例:年齢:18~25)。
- オーディエンスターゲティングは、プレースメントごとではなく、広告タイプごとに有効になります
- オーディエンスターゲティングは、固定テナンシーキャンペーンと同じ広告タイプで有効にすることはできません